第30回金比羅歌舞伎開催を記念し、
京都の刺繍ブランド『京東都』とコラボレーションして
オリジナル歌舞伎和片(わっぺん)作りました。
数量限定各100個のみの販売になります。
お値段、ひとつ税込785円。
こんぴらさんの本宮までの段数にちなみまして。

「演目を持って帰れたら面白いな～」という思いから、
この企画が始まりました。

『京東都』は「京都発、東京経由～世界行き。」を合言葉に
京都の刺繍工房と一緒に、新しい文化継承のかたち・刺繍の可能性を考える、
刺繍ブランドです。
中でも和片(わっぺん)は、絵巻を再現した『洛中洛外図』シリーズや、
蛍光糸や蓄光糸を使って妖怪を表現した『百鬼夜行』シリーズなど、
刺繍工房の技を駆使した精巧なデザインが人気の商品です。
その小さなかけらに刺繍の魅力、日本の魅力がぎゅっとなっています。

今回はこんぴら歌舞伎開催30回を記念して、
演目「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」より
歌舞伎ファンにも人気が高い、『松王丸』、『梅王丸』、『桜丸』をモチーフに
全3種作っていただきました。
歌舞伎ファンはもちろん、この商品を通して初めて歌舞伎に触れるビギナーも、
使いたくなるような蛍光色を使った楽しいデザインにしました。
シャツやハンカチなど身の回りの物に貼り付けるだけで
いつものアイテムがなんだか物語がはじまりそうなワクワクする仕上がりに。

「菅原伝授手習鑑」とは・・・

平安時代、醍醐天皇のころ
右大臣、左大臣の仲は非常に険悪に。
時の左大臣藤原時平（ふじわらの ときひら）は
右大臣の菅原道真（すがわらの みちざね）に謀反の罪をきせて九州太宰府に左遷。
それが、事件の発端です。
松王丸、梅王丸、桜丸の三兄弟は元々身分は高くなくお百姓の生まれでしたが、
３つ子で縁起良いとされ、道真の口利きでの牛飼い舎人（とねり）にしてもらいました。
それがたまたま 松王丸→藤原時平 梅王丸→菅原道真 桜丸→斎世親王（ときよ しんのう）（謀反の中心人物にされた）　と、
事件に関係ある人物にそれぞれ雇われてしまったがために、三人も敵味方に別れて奔走する・・・
というお話です。







午前の部にて上演され、
松王丸を座頭の市川染五郎丈、梅王丸を中村歌昇丈、桜丸を尾上松也丈が演じます。
歌舞伎の醍醐味がぎっしり詰まった人気の演目。
そのワクワクをいつもの毎日に持ち帰ってもらえたら嬉しいです。
パッケージの背景は琴平町民の誇りのひとつ、金丸座。
演者をも魅了する、小さいながらも懐深い日本最古の芝居小屋。
少しでもこちらの魅力もお届けできたらと思います。



 

blog掲載商品はすべてメールにて受注しております。
欲しい商品が御座いましたら下記のメールアドレスに
お名前、電話番号、住所を記載の上、ご連絡下さい。
尚、店舗販売商品の為、在庫は変動いたしますのでご了承くださいませ。

mail yohaku26@gmail.com